超・格差社会アメリカの真実

超・格差社会アメリカの真実

超・格差社会アメリカの真実

  • 開拓時代に普及したエバンジェリカル(福音主義)は信仰を重んじ,知識や教育を軽視する.
  • 教育現場では実利的なことを教えることが期待され,学問は軽んじられる.公立の学校にはこのような「レベルの低さ」こそが求められる.
  • 裕福な人は公立を避け高額な私立に行き,階層が固定される.
  • 教育を非常に重視するアジア系やユダヤ系の比率が高等教育課程で高いのもうなずける.
  • アメリカと日本とでは会社のもつ意味がまったく異なる.基本的に個人が組織に対して責任や負い目を感じることはありえない.レイオフなどの意味づけも日本で想像するものとはぜんぜん違う.
  • その他斬新な視点からの論点が多数.