id-utils を使ってみる

一群のファイルから 識別子(トークン)→ファイル名 という対応を生成してデータベースとして蓄え,それに対して問い合わせられるようにするユーティリティ.

mkid を使うと,デフォルトでは C, C++, asm のファイルを再帰的にカレントディレクトリから探してトークンデータベースを作成する.

$ cd /path/to/src
$ mkid

これにより /path/to/src/ID というデータベースファイルが生成される.

$ lid id

とすると id をトークンとして含むファイルがリストアップされる.

$ gid id

とすると id をトークンとして含む行がリストアップされる.

$ eid id

とすると id をトークンとして含むファイルを編集できる(editor で).

マニュアルを読むには

$ info 'ID database'

とする.